秋雨前線で、雨が続いています。

秋の雨って、けっこう長居します。

「そろそろ帰ってくれませんかね」

と言いたくなる(笑)。

雨が続くと、外に出るのがおっくうになります。

散歩は中止。

買い物は延期。

用事は…できれば延期。

こうして人間は少しづつ家の中に引きこもっていきます(笑)。

もちろん、家でゆっくりするのもいい。

お茶をのんで、テレビを見て、またお茶を飲む。

お茶の消費量だけは、なぜか順調です(笑)。

でも、一人暮らしの高齢者の方にとっては、雨が続くといつもより不安になることがあります。

外が暗い…

足元が悪い…

買い物にも出にくい…

そして何より、

「今日は誰とも話してないな」

そんな日が続くことがあります。

私は、そういうときこそ、

「どうでもいい話ができる人」

がいるといいなと思います。

「よく降るね」

「今年は雨が多いね」

「昨日のテレビ見た?」

「そういえば、あそこのお店どうなった?」

…..これで十分です。

なんなら、

「今日は何もしてないよ」

でもいい(笑)。

話題がない?

大丈夫。

傾聴に、話題の持ち込みは必要ありません(笑)。

話は、立派じゃなくていい。

オチもいらない。

結論もいらない。

同じ話を何度したっていい。

「この前も聞いたよ」

なんて言いません。

…..たぶん(笑)。

ただ、

「そうだったんですね」

「それは大変でしたね」

「へえ、そうなんですか」

と、聴く。

すると不思議なもので、最初はどうでもいい話だったのに、

「そういえばね …」

と、次の話が出てくることがあります。

そして、話しおわったあとに、

「なんかスッキリした」

となる。

私は、ここが「聴く」ことの面白いところだと思っています。

雨を止めることはできません。

秋雨前線に、

「もう十分です」

と言っても、たぶん聞いてくれません(笑)。

でも、

「ちょっと誰かと話したいな」

という気持ちには、耳を傾けることができます。

大事な話じゃなくていい。

困っている話じゃなくてもいい。

どうでもいい話を、どうでもいいと思わずに聴いてくれる人。

そんな人がいると、雨の日も少し違って見えるかもしれません。

ちなみに私は、

「今日は何もしてない」

という話も、かなり好きです。

なぜなら私も、たまにありますから(笑)。

話したくなったときに。

そばで、お聞きします。