浜松市美術館で開催されている企画展「いま、私は現代アートと出会う」を観に行ってきました。

現代アートをじっくり見るのは、今回が初めてです。

正直なところ、「これは、どういう意味なんだろう?」

と思う作品もありました。(笑)

でも、説明を読んですぐに答えを出そうとせず、少し立ち止まって作品を見ていると、

「もしかしたら、こういうことなのかな」

と、自分なりに感じるものがありました。

同じ作品を見ても、感じ方は人それぞれ。

正解が一つではないところも、現代アートの面白さなのかもしれません。

そんなことを考えていたら、ふと「聴くこと」に似ているなと思いました。

人の話にも、すぐに答えが出ないことがあります。

「それはこういうことですよ」

と、こちらが勝手に決めてしまうのではなく、

「そうなんですね」

と、まずその人の言葉をそのまま受け止めてみる。

少し待っていると、

「実はね・・・」

と、もう一つ言葉が出てくることもあります。

人の気持ちも現代アートと同じで、外から見ただけではわからないことがあります。

だからこそ、急がずに向き合う。

わからないからこそ聴いてみる。

今回、現代アートを観ながら、そんなことを考えました。

私も傾聴をするときには、

「こういうことだろう」

と決めつけず、その方のお話をその方のペースで聴いていきたいと思っています。

話す人がいて、聴く人がいる。

それだけの時間でも、心が少しほっとすることがあります。

美術館を出るころには、最初はよくわからなかった作品も、なんとなく親しみを感じていました。

人も、ゆっくり話を聴いていくと、少しずつその人らしさが見えてくるのかもしれません。

そんなことを感じた一日でした。

話したくなったときに。

そばで、お聞きします。